NPB(日本プロ野球組織)のセ・パ12球団にドラフト指名され将来NPBの舞台で活躍することを目指して、6チーム約150人(昨年までは4チームで約100人)の若者がNPB経験者の指導を受けながら切磋琢磨しています。
［四国・九州アイランドリーグ公式サイトはこちら］
http://www.iblj.co.jp/
2005年には愛媛から2名の選手が育成選手として指名され、NPB入りを果たしました。2人とも後に支配下登録されています。 2006年に香川オリーブガイナーズの深沢和帆投手が読売ジャイアンツから大・社ドラフト5巡目指名されました！ 同年、ガイナーズの伊藤秀範投手も東京ヤクルトスワローズへ育成指名され、翌年に支配下登録されました。 2007年にはガイナーズから三輪正義選手が東京ヤクルトスワローズに大・社ドラフト6巡目指名されました。これまでにNPBへ送り出した選手は11名、また北海道日本ハムファイターズに大・社1巡目指名された多田野数人投手は米オークランド傘下の3Aサクラメントに所属していた2006年後半、徳島にスポット参戦しています。
2008年04月13日
080412香川オリーブガイナーズ対長崎セインツ、03回戦
高松丸亀町商店街の応援バス。普段、選手達が遠征に使う「ガイナーズバス」でした。
朝から行われていた社会人野球四国大会の準決勝と決勝で開場が遅れ、球場の周りにお客さんの行列ができていました。サブグラウンド(県営第二球場)でアップを済ませた香川・長崎の選手も入れ替えを待ちます。ファンが集まって談笑する姿も見られました。
球場は香川OGとILスポンサーのインターネットカフェ「funkytime」さんがプロデュースして、明るいボールパークの雰囲気を出していました。ファストフード店や映画館の売店のようなブースに行列ができました。これまで屋台などの出店はあっても、ここまで派手に仕掛けることはありませんでしたからびっくりです。こういう形で球場の使用許可をいただけたのは、やはり香川県の理解と支援があってこそ。ありがたいですね。
ちなみに、国歌斉唱は地元の声楽家さん。この「あしたさぬき.JP」にブログを書いていらっしゃいますよ。
＜四国・九州アイランドリーグ2008前期＞
・DATA Lab.さん「試合速報」
http://il.data-lab.jp/2008/score.cgi?Sn=1
[4/12(土)18:47～22:10頃 @高松サーパス]
(香川 3勝 0敗，入場者数：5387人)
－－|1|2|3|4|5|6|7|8|9|
長崎|0|0|0|0|0|0|0|0|0|計= 0/H= 1/E=5
香川|2|0|2|0|6|0|0|0|X|計=10/H= 6/E=2
勝：塚本浩二(2勝)，
負：ソリアーノ(1敗)
[バッテリー]
香川OG：塚本(先発○)-イ・チャンホ(8回表)-高尾健太(9回表) [堂上隼人、西森将司、山本遼太]，
長崎St：△ソリアーノ(先発●)-土田瑞起(5回裏無死一二塁、3番：堂上の打席から)-KOHEI(山本肱平)(7回裏から) [松本悠、本山真也]
・△は左投手／左打者、打者Ｓは両打ち(スイッチ)
[本塁打]
香川OG：智勝(近藤) 1号2ラン(3回、ソリアーノから)
＜試合情報の続き＞
[スタメン・交代選手] 打順の後の数字が守備位置(Dは指名打者)
＜長崎St＞
1番8：吉田臣希（△）
2番6：RYOTA(松田良太)
3番D：島田捻理（Ｓ）
4番5：松原祐樹（△）
5番9：高井啓行（△）
6番3：林 孝明
7番7：雄飛(町田)（△）
8番2：松本悠
→H-2：本山真也
9番4：小谷考志（△）
→4：水口大地（Ｓ）
先発P：ソリアーノ(ディオーニ)
＜香川OG＞
1番9：洋輔(近藤)
2番8：笠井要一（△）
3番2-3：堂上隼人
4番5：智勝(近藤)
5番6：丈武(森田)
6番D：金井雄一郎
→H-D：藤井勇希
7番3：若林春樹
→H-2：西森将司
→2：山本遼太
8番4：国本和俊
→4：キム・キテ
9番7：シン(井吉信也)
→H-7：枡田克也
試合は序盤から香川OGが圧倒。1回裏、先頭打者：洋輔が四球、2番：笠井がヒットで続き3番：堂上はいい当たりのレフトライナーで一死一二塁から、4番：智勝がフルカウントから粘って9球目をライトオーバーのタイムリー三塁打。2点を先制します。
3回裏二死から3番：堂上が四球で出塁、続く智勝がジャストミートしてレフトポール際に2ランホーマーを叩き込みます。4対0。
5回裏、初回同様に洋輔が四球、笠井がヒットで無死一二塁となって長崎St先発：ソリアーノは降板。若い土田がリリーフしますが堂上のサードゴロ併殺崩れで一死一三塁、智勝セカンドゴロ併殺コースが二塁カバー・RYOTA(松田)への悪送球で5対0、走者一二塁。5番：丈武がこの日初めての快音を響かせレフト前タイムリー、レフト：雄飛から本塁好返球されましたがキャッチャー：松本が走者に気を取られすぎたか捕球できず6対0、走者は二三塁へ進んでいます。6番：金井もセカンドゴロ、小谷は本塁選択しますがこれが悪送球で8対0となり一死のまま走者二塁。7番：若林四球で一二塁から8番：国本がショートゴロ併殺コースですがセカンドカバー・小谷が捕球できず満塁。9番：シン(井吉)はファーストゴロ、林(孝明)は併殺を狙ってまずは本塁選択しフォースアウト、一塁転送しますが一塁カバー・小谷がまたも捕球できず走者入れ替わって二死満塁。この回ヒットわずか2本で打者一巡、1番：洋輔と2番：笠井に連続押し出し四球でとうとう10対0、猛攻でも何でもないイニングが打者12人で6得点となり試合が決まってしまいました。
6回には長崎Stのセカンドが交代。おそらく連続エラーでカッとなってしまったでしょうから、どこか5回の途中で代えてもよかった気がします……
あまりの点差に全く騒ぎにもなりませんでしたが香川OG先発：塚本は前回とうって変わって無安打無失点投球。6回に初ヒットされますが7回まで12奪三振を積み上げてマウンドを降ります。イ・チャンホも高尾も速球がよく走ってiイニングずつを簡単に片付けてしまいました。
長崎セインツは全くリズムに乗れずチームヒット1、チームエラー5という惨敗を喫しました。佐世保では点差があっても最後までよく粘っていただけにショックでしたし、長崎ファンはがっかりの結果でしょう。日曜の試合で立て直してくれることを祈ります。
